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2011年11月。
寒川のコンビニでうずくまっているところをUKCに保護された一匹の高齢犬。
シェルター名「ご老公様」という愛称が引き寄せたか、茨城にご縁を頂き2年4ヶ月が経過しました。
「ご老公様」改め「悟郎」。
お迎え当時は熱中症のような症状があり、涎はダラダラ、眼振でまっすぐ歩くこともままならない状態でした。
里親さんはお迎えを見合わせるどころか逆に早め、懸命な看護で危機を逸することができました。
食欲が戻った悟郎は、みるみる体力を回復。
仮病説もでるほど、元気を取り戻しました。
悟郎は同じ敷地内に住むおばあちゃんのパートナーとなり、心の拠り所となり、
近所では、若い雌犬好きのちょっとエッチな爺としてもお達者ぶりを大いに発揮。
先住犬の健斗君(柴犬・♂・8歳)と車で遠出したり、シェルターにお里帰りしたり、旅行にだって出かけました。
陽性だったフィラリアも、粘り強い治療の成果で陰転しました。
悠々自適生活を謳歌していた悟郎に、変調の兆しが見え隠れし始めたのは、昨年の夏頃。
お母さんが根を上げるほど散歩好きだった悟郎が、
途中でへたり込みようになり、やがて同じところをぐるぐると回るようになりました。
そして、好調と不調の波を繰り返し、坂を転がり落ちるかのように「認知症」の症状が進行していきました。
今、悟郎は・・・。
昼は大好きなおばあちゃんのお家で、夜は健斗君と一緒に過ごしています。
もう。歩けません。
自力でごはんも食べられません。
小さくなってしまった悟郎。
でも、その澄んだ目には、まだまだ力が漲っています。
ハリのある声でお母さんを呼びます。
ご家族は悟郎の小さくなったロウソクの炎に手をかざし続けてます。
昼も夜も・・・悟郎が呼べば、すぐに手の届く傍らで寄り添い続けてます。
ご家族に囲まれて悟郎に幸せな時間が流れます。
この時間がゆっくりとゆっくりと流れますよう、静かに見守ります。
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